【J2アルビ・アウェイ観戦旅（1）讃岐】丸亀に泊まるか？高松に泊まるか？

アルビがJ2にいて、僕らが東京にいる間に、行けるところには行っておきたい。
日本はまだまだ広い。

今シーズンはJ2リーグを戦うアルビレックス新潟。
J1昇格を目指すのは当然だけど、一方でJ2だから行けるところもあるわけで。
２月に今シーズンの開幕戦が行われた讃岐（香川県）は、まさにそう。
四国に上陸するのは、高校の修学旅行以来、30年近くぶりです。

◇　◇　◇

東京から香川は、新潟で言う「TYO」みたいな、新幹線往復と現地の宿泊がセットになった旅行商品があり、往復の新幹線料金に少しプラスしたくらいで１泊２日できます。
東京から岡山へは新幹線で３時間半。岡山から香川は瀬戸大橋を渡る列車で１時間ほど。意外と近いです。

カマタマーレ讃岐のホームグラウンド、Pikara（ピカラ）スタジアムは県庁所在地の高松市から列車で１時間弱の丸亀市にあります。
でも丸亀市はホテルの選択肢が少なくて、新幹線とのセットで予約できたホテルは１軒だけ。
そのホテルは港の埋め立て地にあって少し不便そう…との予感は的中し、丸亀駅から40分ほど歩くことになったのでした。

◇　◇　◇

でも悪いことばかりではありません。

朝ごはんにまた30分ほど歩いて行った、港のうどん屋さんが最高でした。
まわりのお客さんはうどんやおでんをつまみに朝からビールをシュポッ！
港で朝まで働いた人たちが仕事帰りに集まるオアシスだったんですね。
それにここの釜玉うどんの美味いこと。
朝からこういうのが食べられるとは、なんていい街なんだろう。

本場丸亀の港町で、釜玉うどん。美味い。長男は牛すじうどん。おでんもあって、他のお客さんはビールを飲んでる。朝からこういうのが食べられる街っていいなぁ。#albirex #awaynow

朝からうどんを食べてホテルへ戻ると、もうひとついいことがありました。
実はとある情報筋から、アルビレックス新潟の選手たちがホテルのロビーで朝のミーティングをすると聞いていました。
そう、選手たちもこのホテルに泊まっていたのです。
長男とさりげなくロビーで待っていたら、来ました！リラックスした様子の選手たちが。
さりげなく近づき、サインをもらう長男。
ホテルの選択肢が少ないと、こういうこともあるんですね。

◇　◇　◇

Pikaraスタジアムへは丸亀駅からシャトルバスが15分おきに出ていて所要時間も15分ほど。
まあ便利な場所にあると言えそうです。
僕はホテルからまた駅まで歩くのが面倒で、ホテルからタクシーで行きましたが。
「スタジアムで何かあるんですか？」とタクシーの運転手さん。
アルビほどは地元で話題になっていないのかな？と思いました。

スタジアムグルメもやっぱりうどん。カマタマ焼うどん500円、結構美味い。J2開幕戦アルビ対カマタマーレ讃岐、２時キックオフ。#albirex #swannow

遠く四国まで来て、まずは勝ち試合が観られてよかった。１−０でアルビ勝利！ #albirex #awaynow

試合は１ー０で、アルビレックス新潟の勝利。
幸先のいい試合が終わり、丸亀駅行きシャトルバスの行列に並ぼうとしたら、向こうに行列ができていないバスが。
聞いたら高松市まで行くシャトルバスでした。
高松までは約１時間。どうせだから県庁所在地も眺めてみようかと乗り込んだのでした。
カマタマーレ讃岐の公式サイトを見ると、高松とのシャトルバスは要事前予約と書かれているので、乗れたのはたまたま席が空いていたからかもしれません。

◇　◇　◇

高松市は港と繁華街がぴったり寄り添う街。
それもそのはず。瀬戸大橋ができるまでは、この港に連絡船が停まり、すぐ近くの高松駅に乗り換える四国の玄関口だったのです。
海が近い街って、やっぱり好きだなぁ。
高松に泊まってシャトルバスでスタジアムへ向かうというのもアリです。