マチフル -machifull-

新潟や日本や東南アジアの街ネタブログ。見たり聞いたり読んだり買ったりの感想メモも。目指すは陸マイラー。

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【2020年古町ニュース】三越閉店とルフル開業…古町が変わるカギは職住近接

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三越の閉店と古町ルフルの開業で一番変わったのが、西堀ローサを歩く人の客層です。
古町は週末のお買い物の街から平日のオフィス街へと決定的に変わりました。

2020年、古町界隈では三越の閉店と古町ルフルの開業が大きなニュースでした。


前身の小林百貨店から数えて80年以上もの間営業してきた新潟三越が閉店したのは、2020年3月のこと。
伊勢丹と三越が経営統合したときから閉店は既定路線だったと思いますが、経営統合の少し前に仕事で三越を担当していたこともあり、閉店のニュースはやはりショックでした。

三越と入れ替わるように開業したのが、新潟市役所などが入る再開発ビル「古町ルフル」です。
ルフルの開業で、白山にある市役所から半分以上の職員さんがルフルへ移ったと聞きました。
2017年にNEXT21へ移転した中央区役所と合わせると1000人を超える職員さんが働いていることになります。
西堀ローサの客層も変わるわけですよね。

◇ ◇ ◇

約20年ほど古町近くに暮らす間に、大和デパート、カミーノ古町、With、ラフォーレ、三越と、次々大型店が閉店し、かつての古町とは違う街になってしまいました。
でもウチの子にとっては今の古町しか知らない(もう大和の記憶すらない)から、ちょっと前は古町にマックやスタバ、無印、ユニクロもあったんだよ、と言っても、すぐそこの万代にあるんだからそれでよくね?くらいな感覚です。

もう以前の古町に戻ることはないでしょう。
札幌も仙台も金沢も京都も、買い物の中心がターミナル駅の近くへ移っているのは全国的な傾向です。
万代シテイや伊勢丹がいま大改装しているのだって、新潟駅ビルが数年後にはリニューアルすることに危機感があるんじゃないか、とさえ思っています。

では古町はどうなるのか。
新潟市では新潟駅から万代を経て古町につながる都心軸を「にいがた2km(ニイガタニキロ)」と名付けました。
駅周辺とも万代とも違う未来の古町をどう作っていくか。
駅から2kmの先にある古町は職住近接で、住環境をさらに充実させていくのがカギになるかなと僕は思っています。

◇ ◇ ◇

2020年、世界は新型コロナウイルスに揺れました。
古町も特に飲食店は大きな影響を受けているはずです。
休んでいるのか、閉めてしまったのか、明かりのついていないお店も目立ちます。
でもまだまだ頑張っているお店もいっぱいあります。
2021年はそんな頑張っているお店を少しでも応援できれば、と思っています。

2021年はいい年になりますように。
ブログもまだまだ続けますよ。