【バッド・ジーニアス】国境を越えた一大カンニング計画は心臓バクバクもの
タイの映画って初めて観ましたが、こんなに面白いんですね。
見落としていた昨年公開のタイ映画『バッド・ジーニアス』が、池袋の新文芸座で上映されていたので観てきました。
タイの天才高校生が仲間とチームを組んでカンニングプロジェクトを遂行するスリリングな作品で、「高校生版『オーシャンズ11』」とも言われているそうです。
実は僕の中ではタイは動画王国かも、と思ってて。
「タイ CM」でYouTubeを検索するとこんなCM動画が次々出てきます。
◇タイの泣ける感動のCM(日本語字幕)【タイ生命保険_ไทยประกันชีวิต_ดูแล คนที่ดูแลคุณ】 - YouTube https://youtu.be/Lx7R0ejUysM
◇【日本語字幕】感動的なタイのCM「母と息子」-Touching Thai Commercial "Mother"(English)" - YouTube https://youtu.be/YpHQkRibNj8
タイ料理パッタイの歴史と魅力を紹介した、こんなPR動画もありました。
◇Discover Amazing Stories: Pad Thai - YouTube
https://youtu.be/uLT6oCr2a38
『バッド・ジーニアス』の監督も、もともとはCMディレクターなのだそうです。
そんな監督が描き出すのは、スローモーションやズームを多用したスタイリッシュな映像の数々。
消しゴムに答えを書き込んで友達に渡す古典的?なカンニングでさえ、緊張感あふれるスリリングなシーンと化します。
悪いことなんですよ、カンニングは。
でもあまりにスリリングに描かれると成功してほしい!と願ってしまいます。
主人公の天才高校生リンを演じる女優さんは8頭身?9頭身?のトップモデルだし、その友達のおバカ女子高生グレース役がまたかわいくて…タイにもこんな女性がいるんですね(怒られるかな)。
これは応援したくなるってもんです。
貧富の差やタイの教育界に残る賄賂の問題なども背景に描かれるからなおのこと。
高校生たちが手がけるカンニングは、いよいよ世界をまたにかけた一大プロジェクトとなっていきます。
消しゴムを渡すだけでも緊張感あふれるシーンにしてしまうこの作品、最後はもう心臓バクバクものです。
国境を越えた一大カンニング計画は果たして成功するのか-?
タイ映画、すごいなぁ。
そういえば洞窟から救出された少年たちもタイで映画化されるんですよね。