マチフル -machifull-

新潟や日本や東南アジアの街ネタブログ。見たり聞いたり読んだり買ったりの感想メモも。目指すは陸マイラー。

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【東京・長距離路線バスの旅】都内でのんびりバス旅 気になる3路線+α

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東京タワーから世田谷の等々力渓谷までバス1本で行けるって、知っていましたか?

東京都内でも特に山手線内は、地下鉄が網の目のように走っているから路線バスなんてあまり走っていないのでは?とさえ思っていましたが、実は使いこなすと結構便利なんですね。

例えば僕が住む文京区白山から浅草へ行くには、地下鉄では2回乗り換えるか、遠回りしないと行けませんが、バスなら都営の「草63」で浅草雷門まで直行してくれます。
この「草63」は、池袋駅東口から巣鴨〜白山〜西日暮里〜三ノ輪を通って浅草雷門へつながっています。
池袋から浅草までバス1本で行けるって、ちょっと意外でしょ?

というわけで、東京都内のちょっと気になるバス路線を独断で3つ選んでみました。

◇ ◇ ◇

【番外】反01:五反田駅〜中延駅前〜荏原営業所〜池上警察署〜多摩川大橋〜川崎駅西口北

まずは番外から。
路線バスを乗り継ぐ旅番組でも毎回問題になるのが県境。
県境を越えるのってなかなか大変なんですね。
でもそこはさすが東京です。
この路線は、東京・神奈川の県境を越えて五反田から川崎市まで行けてしまうんです。

ただしこんなに長距離なので初乗り210円で川崎まで行けるわけではなくて、五反田から川崎までは260円なのだそうです。だから番外。
でもいつか川崎に行く用事があったら乗ってみたいなぁ。

【第3位】東43:東京駅丸の内北口〜神田橋〜御茶ノ水駅〜本郷三丁目駅〜向丘二丁目〜駒込病院〜田端駅〜小台〜荒川土手〜江北駅

3位は、これまた白山の近くを走る路線。
さっきの「草63」が文京区を東西に走り、この「東43」は文京区を南北に通り抜けています。

この路線の何が気になるかって、丸の内の高層ビル群に囲まれた東京駅から荒川土手まで行けてしまうこのギャップ。
なんたって土手ですよ。荒川土手、行ったことはないですけど。
どんな風景が広がっているのか、気になります。

【第2位】業10:新橋〜銀座四丁目〜勝どき駅〜豊洲駅〜木場駅前〜菊川駅〜とうきょうスカイツリー駅

続いても、ギャップ萌えな路線。
サラリーマンの街として知られる新橋を出発し、向かうのは勝どき、豊洲の臨海エリア。
車窓を開けると潮の香りがするかもしれません。

でもそれだけではありません。
臨海地区を通り抜け、今度は江東区〜墨田区と下町エリアを縦断していきます。
終点は東京スカイツリー。
新橋からスカイツリーなら地下鉄浅草線を使っても行けますが、そこをわざわざバスで遠回りして行くのがいいと思いませんか?

【第1位】東98:東京駅丸の内南口~東京タワー~目黒駅~都立大学駅入口~等々力操車所東京駅南口~等々力操作所

独断で1位に輝いたのは、ロングラン路線として知られるこちら。
実は勤務先の目の前を走っているのですが、行き先に「等々力」とあるのを見て、最初は目を疑いました。
等々力って、あの等々力渓谷の等々力…?
調べてみたら、やはりそうでした。

東京駅を出て、東京タワーのすぐ近くを通ったバスは、目黒駅の下をくぐり、そのまま目黒通りを西へ向かいます。
等々力は自由が丘の先にあり、あと数百メートルも走れば多摩川にたどり着く辺り。
東京駅から終点の等々力操車所までは1時間超と、これはもうちょっとした旅気分ですね。

◇東急バスのロングラン路線 「東98」系統に乗る!:マイ鉄道記
http://s.webry.info/sp/hayabusa-h.at.webry.info/201602/article_1.html

◇ ◇ ◇

都バスなら一日乗車券を買えば、大人500円、小人250円で、一日何度でも乗り降りできるそうです。
3回も乗れば元が取れる計算に。
休日など時間は決まっていないんだけど都内の何ヵ所かに行かなければならない時など、便利かもしれません。
もちろん目的なくぶらり出かけるのにも。