マチフル -machifull-

新潟や日本や東南アジアの街ネタブログ。見たり聞いたり読んだり買ったりの感想メモも。目指すは陸マイラー。

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【シリコンバレー→ニイガタバレー】新潟市はサンフランシスコになれるか

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アメリカもいろいろ大変なようで。
シリコンバレーが居心地悪くなるようなら、ニイガタバレーに来ればいいよ。

…と思いつきで書いてから、いろいろ考えてみました。
ニイガタバレー、意外といいんじゃない?

◇ ◇ ◇

長岡市から新潟市へ続く越後平野を、越後山脈と旧三島郡から弥彦山にかけての山地にはさまれたバレー(Valley=谷)と見立てると、シリコンバレーの広さとほぼ近くなります。へぇ、シリコンバレーってこれくらいの広さなのね。

越後平野の真ん中には、洋食器や金属製品を中心としたものづくりで世界に知られる燕市・三条市があります。
また、隣接する長岡市は長岡造形大や長岡技科大、長岡高専といったものづくりをソフトで支える研究開発機関が揃っています。
最近では長岡市から少し東京寄りの南魚沼市が、IT産業に力を入れはじめています。インド人が移住してきているらしいですね。

これらの都市は新幹線で結ばれ、最短30分ほどで行き来できます。
うまく連携できれば、日本のシリコンバレーになれるのでは?と妄想してしまいます。

さらに、新発田〜新津〜白根〜西蒲と、新潟市をぐるりと取り囲むエリアは、一大穀倉地帯となっています。
ITだって、食べものは大事でしょ?

そしてさらに、このエリアの南には湯沢町、新潟市から海を渡った先には佐渡島があります。
ITだって、息抜きは大事でしょ?
山と島のリゾートが揃っているのは強みだと思います。

◇ ◇ ◇

さて、ここまで妄想してきましたが、新潟市はどうしましょうか?
越後平野がシリコンバレーなら、新潟市はサンフランシスコでしょうか。

調べてみました。
サンフランシスコは人口82万人。意外ですが、新潟市に近いんですね。

サンフランシスコの歴史は19世紀後半のゴールドラッシュに始まります。金鉱脈目当ての山師や開拓者がカリフォルニアに殺到しました。
アメリカで最初にチャイナタウンができたのもサンフランシスコです。
そして1960年代にはヒッピームーブメントが生まれるなど、サンフランシスコは新しい文化を吸収しながら発展してきました。

これまでの常識に疑問を持ち、どんなアイデアも否定しない雰囲気で満ちたサンフランシスコからは、UberやAirbnb、Instagramなど、多くのスタートアップが生まれています。

このような異文化を受け入れる柔軟性が今の新潟市にあるかというと、うーん、正直言って疑問ですが…。
でも、そうならなければ!と思います。
ニイガタバレーの中心都市ですから。
中国人もインド人もウェルカム!で。

◇ ◇ ◇

…と、ここまで書いて気がつきました。
サンフランシスコはシリコンバレーじゃないの?
『地理的にも文化的にも、そして概念的にもサンフランシスコとシリコンバレーは大きく異なる』のだそうです。へぇ。
◇驚きの真実 〜その多くが実はシリコンバレー発ではない〜 | freshtrax | デザイン会社 btrax ブログ
http://blog.btrax.com/jp/2015/01/27/sf-sv/

 

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実は行ったことないんです、サンフランシスコ。
やっぱり一度は行ってみないとなぁ。
僕のことは入国させてね、トランプさん。