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マチフル -machifull-

新潟や日本や東南アジアの街ネタブログ。見たり聞いたり読んだり買ったりの感想メモも。目指すは陸マイラー。

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【近代建築ツーリズム】新潟出身の建築家・前川國男作品が全国を結ぶ

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https://www.instagram.com/p/BNjOWcGDtXv/

夕日を浴びる美術館。新潟出身の建築家、前川國男の晩年の作品。#niigata #architecture #artmuseum

こちらの写真は、夕日を浴びる新潟市美術館。
新潟市出身の建築家・前川國男が最晩年に手がけた作品です。

◇ ◇ ◇

このたび東京の国立西洋美術館本館など7ヵ国の17施設が「ル・コルビュジエの建築作品」として世界文化遺産に選ばれました。
この国立西洋美術館本館の実施設計などに協力したのが、ル・コルビュジエの弟子だった前川國男なのです。

正直言うと以前は、新潟市美術館は「なんて地味な建物だろう」くらいにしか思っていませんでした。
ル・コルビュジエ建築の特徴と言われるコンクリートの箱型の建物なんて、今では普通にありますからね。

でも改めてこうして毎日のように見ていると、なかなかいいんです、これが。
新潟市美術館があるのは西大畑の砂丘地なのですが、組み合わせられたコンクリートの箱型が砂丘の地形に合っているんです。建物の中も地形に合わせて、坂や階段状になっています。
それにこのオリーブグリーン色の外壁タイルがいいでしょ。夕日を浴びた時、朝日を浴びた時、そして季節の変化にしたがってそれぞれに違った表情を見せてくれます。

https://www.instagram.com/p/BNkydh5Dip7/

昨日に続き、今朝は朝日を浴びる前川建築。#niigata #architecture #artmuseum

◇建築・周辺のご案内 | 新潟市美術館 http://www.ncam.jp/about/surrounding/

◇ ◇ ◇

前川建築は東京や新潟のみでなく全国各地にあります。
弘前市、埼玉県、東京都、神奈川県、岡山県、熊本県、新潟市、福岡市の、前川建築が現存する地域が連携して、このたび「近代建築ツーリズム」を進めることになったそうです。
これらの地域が共同でガイドを育成したりウェブサイトを開設したりすることで、地域を越えて前川建築を巡る旅を楽しんでもらおうと計画しているのだとか。
◇前川國男建築を巡る旅~近代建築ツーリズム~ | まるごと青森
http://www.marugotoaomori.jp/blog/2016/11/15730.html

この近代建築ツーリズム、一番熱心なのは青森県の弘前市のようです。
なんでも弘前には、前川國男がパリから帰国して最初に手がけた木村産業研究所に始まり、弘前中央高校講堂、弘前市庁舎、市民会館、市立病院、市立博物館など、多くの前川建築が現存し、今も公共施設として市民に使われているのです。
なぜ弘前に?と思いますが、前川國男のお母さんが弘前出身なんですね。

これは自身の出身地の新潟市も負けていられない!…いや、弘前と一緒になって盛り上げていきたいですね。

◇ ◇ ◇

新潟市美術館は今、アンパンマン展をやっていて、ここは幼稚園?ってくらい小さい子の歓声嬌声でにぎわっていますが、来年1月後半にはそれも終わり、いつもの静けさが戻ってくるでしょう。
前川建築を愛でるにはその頃がぴったりかもしれません。
ぜひ美術館の前に広がる、こちらも前川作品の西大畑公園とともに、近代建築ツーリズムに出かけてみてはいかがでしょうか。

https://www.instagram.com/p/BOCk-3WjKkX/

西大畑公園から新潟市美術館を臨む。公園も美術館も前川建築。#niigata #architecture