【年越し@東南アジア】打ち上げ花火で迎える2017年カウントダウン
今年も残り1ヵ月を切りました。
来たる2017年は、どこの街で迎えますか?
新潟では船の汽笛と除夜の鐘を聞きながら静かに年を越すのが定番ですが、東南アジアの都市に行けば、打ち上げ花火で派手に新しい年を迎えることができます。
インドシナ〜マレー半島の4大都市で迎える年越しの瞬間を見てみたいと思います。
■シンガポール
シンガポールは日本のテレビ番組などでもおなじみのマリーナ・ベイサンズをバックに、マリーナベイの海上に花火が上がります。
3年前に年越しの瞬間をここで迎えました。
マリーナベイに面するマーライオンパークにいろんな人種国籍の人々が集まり、年越しの瞬間を迎えるのは独特の感慨があります。
マリーナ・ベイサンズの最上階からカウントダウンを告げるレーザー光線が照らされ、深夜0時と同時に10分ほど花火が上がります。その派手さと言ったら、この10分に賭けてます!という感じ。
僕が行ったときには、花火が終わった後に目の前でプロポーズをする中華系のカップルもいたりして。そりゃ、この花火を見たらオッケーしちゃうわな。ちょっとずるい。
■クアラルンプール
マレーシアの首都クアラルンプールでは、これまたおなじみのペトロナスツインタワーを見上げるKLCCパークで花火が上がります。
高層ビルに囲まれた、上野公園の不忍池ほどのパークに多くの人が集まり、深夜0時と同時に打ち上げ花火が上がります。
パークはまるで満員電車のような混雑ぶり。そこでバンバン花火を上げてしまうのだから、無茶するなぁ…と思います。
混雑したパークよりも、パークに面したトレーダーズホテルから見るのがベストでしょう。でも予約はなかなか取れないだろうなぁ。
■ホーチミン・シティ
続いてベトナムのホーチミン・シティ。
こちらはなんと、ホーチミン・シティ一番ののっぽビル「ビテクスコ・フィナンシャルタワー」から花火が上がるようです。
◇2014-2015 ホーチミンの年越し!ハスのつぼみが火を噴いた! | ふむふむベトナム http://humviet.com/manji/events/post-588/
68階建て、高さ265メートルの高層ビルからどうやって花火が?と思いますが、どうやら弓のような形に伸びるビルの途中に出っ張った円盤状のヘリポートから上がっているようです。地上169メートルから上がる花火。これまた無茶してますな。
ちなみにこのビルの形はハスの花をイメージしているそうで、年に一度年越しの時に花ではなく花火が開くというわけです。
■バンコク
最後はタイのバンコク。
いつもなら、チットロム駅近くの伊勢丹が入った巨大ショッピングモール「セントラルワールド」で年越しの瞬間に花火が上がります。
通りを通行止めにしてビアガーデンも行われるそうで、イメージとしては銀座の中央通りを歩行者天国にしてビアガーデンを開いて、年越しの瞬間にデパートの屋上から花火が打ち上がる感じ…って、「無茶してる度」はこれら4都市で最高かもしれません。
ただし残念なお知らせ。今年はプミポン国王の喪中ということで、どうやらこのビアガーデンと花火は行われないようです。
カオサン通りの恒例のカウントダウンもナシとか。まあ仕方ないですね。
◇『2017年カオサン通り』-大晦日はカウントダウンのない静かな年越し【バンコク】 - タイのsoiでディ&ナイト
http://pattaya-a-gogo.hatenadiary.com/entry/2016/11/25/123000
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東南アジアのど派手な年越しを見ると、日本は少しおとなしすぎ?という気もしてしまいますが、この静かにしんみりというのが日本らしさなのかもしれないですね。