マチフル -machifull-

新潟や日本や東南アジアの街ネタブログ。見たり聞いたり読んだり買ったりの感想メモも。目指すは陸マイラー。

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【立派すぎる雑誌付録】ボストンバッグに手帳…一体どこで稼ぐのか考えてみた

「飴の銭より笹の銭」とよく言いますが…え、言わない?
これって新潟だけのことわざなんですかね。
どっちがメーンやねん、って意味なんですが。

ここ数年、雑誌の中でも特にファッション誌は付録で売るというのが主流になっています。
特に女性誌は付録がないものを探すのが大変なほど。
なかには雑誌の代金のほとんどが付録代なのでは?と思うほど立派なものも。
雑誌不況を反映した結果なのかもしれませんが、消費者にとってはラッキー!と思ってしまいます。

僕も最近は雑誌を買うこともすっかり減ってしまいましたが、先日の帰り道、ふらりと立ち寄ったコンビニで付録にひかれて買ってしまいました、3冊も。

◇ ◇ ◇

1冊目は宝島社の『MonoMax』。
12月号の付録はなんとBEAMSのボストンバッグです。

https://www.instagram.com/p/BbVe3_mgiHr/

890円の雑誌 #MonoMax を買ったら、BEAMSのボストンバッグがついてきた。雑誌より大きい! それでも儲かる仕組みがあるのだろう。

最初はボストンバッグのミニチュアなんじゃないかと思いましたが、ちゃんと40センチほどの幅のあるボストンバッグが雑誌サイズに折りたたまれていました。
見た目もレザー風でいい感じです。
ポケットなどはないシンプル設計ですが、しっかりマチもあるので2泊ほどの旅行なら十分荷物が入りそうです。
これが付録でついて890円ですよ。
ちょうど泊まりの出張帰りだったので手が伸びてしまいました。

 

MonoMax(モノマックス) 2017年 12 月号

MonoMax(モノマックス) 2017年 12 月号

 

 

◇ ◇ ◇

2冊目は同じく宝島社の『Smart』。
付録は、リュックにもショルダーにも手さげにもなるトートバッグです。

https://www.instagram.com/p/BbWztAKALNN/

MonoMaxに続いて雑誌 #Smart の付録は、リュックにもショルダーにも手さげにもなるトートバッグ。仕事にも使えそうな色とサイズ感がいい。雑誌はおじさん向けではなかったけど。

実はこういうの、探していました。
仕事で無造作に資料など入れて持って行けそうです。
仕事で使っても違和感がない色とデザインがいい感じです。
ちょっと生地が薄っぺらい気もしますが、無造作感があってそれはそれでいいかと。
雑誌自体はMonoMaxより若い読者層のようで、僕のようなおじさん向けではないですね…。

 

smart(スマート) 2017年 12 月号

smart(スマート) 2017年 12 月号

 

 

◇ ◇ ◇

最後は小学館の『BE-PAL』。
こちらの12月号は、今年も待っていました!毎年恒例の手帳が付録です。

https://www.instagram.com/p/BbW0jV5ArNF/

めったに雑誌は買わないのに付録目当てで3冊目。こちらは今年に続いてBE-PALのトラベラーズ・ダイアリー2018年版。今回も同じサイズの #測量野帳 と一緒に一年使い倒します。

昨年からこの手帳を使っていますが、コクヨの測量野帳というメモ帳とサイズがぴったりなんです。
意外とないんですよ、このサイズ。
サイズだけでなく表紙がハードカバーになっているのも測量野帳と一緒。
手に持った状態でも書き込みやすいです。
日々のメモを測量野帳に書いている「ヤチョラー」としては、この手帳は欠かせないものになりました。
見開き2週間というのも絶妙です。

 

BE-PAL(ビーパル) 2017年 12 月号 [雑誌]

BE-PAL(ビーパル) 2017年 12 月号 [雑誌]

 

 

◇ ◇ ◇

どれも雑誌の値段でそのまま売っていても不思議じゃないクオリティ。
では雑誌本体はどうやって稼ぐの?と、つい思ってしまいますが、この手の雑誌はやはり広告収入がメーンなのでしょう。
そのためには部数が必要なわけです。
損しないぎりぎりの範囲で立派な付録をつけて、コンビニも棚を確保して、どーんと部数を稼いで、あとは広告で利益を確保するというビジネスモデルが見えてきます。

雑誌と付録、どちらが飴でどちらが笹なのか、結局よく分からなくなってしまいました。